「うつ病」を疑っていても、いきなり専門医に行きにくいというのが正直なところだと思います。まずは何ができるか、考えてみましょう。
■専門機関による治療■
医師による病院での治療と、臨床心理士などによるカウンセリングがあります。病院は、精神科や神経科、メンタルクリニックなど、様々な呼び名に細分化されていて分かりにくいかもしれません。特徴があるものを下記に記載します。
・クリニック…主に投薬とカウンセリングを行う精神科や心療内科の診療所。
保険診療と自費診療のところがあります。
・心療内科…ストレスから病気になった場合、精神面と内科的な治療、
両面からのケアが可能です。体のうつ症状が強い方にはおすすめ。
・カウンセリングルーム…臨床心理士を含む、カウンセラーに相談できる。
・行政機関…市区町村の保健所や、各都道府県にある精神保健センター
といった公的機関もサポートを行っています。
最近では精神科が専門でなくても、「うつ病」の治療経験のある医師が増えてきているそうです。夫はうつ病だと診断された当初は、近所のメンタルクリニックに通っていたのですが、先生との性格的な相性も悪く、通院を止めてしまいました。
その後、内科のホームドクターのところに通い出したのですが、気心がしれた先生のせいか、話しをしやすい、要望を言いやすいというメリットがあったようです。最終的には、内科の先生に紹介していただいた心療内科にきちんと通院し、投薬治療を受けました。
どの科にかかろうと、一番重要なのは“信頼できる先生”を見つけることだと思います。心当たりがなければ、まずはホームドクターに相談してみるのもいいかもしれません。
また、保険が適用されるものの診察は短時間の保険診療と、保険はきかないけれど長時間相談できる自費診療があるので、事前に確認しておいた方が安心です。
■自己治療■
どうしても通院に抵抗がある方もいらしゃると思います。あくまでも軽度のうつ症状の方に限れば、自己治療の方法もあります。次ページ以降の「休養をとる」「患者と家族にできること」などを参考にしてみてください。ただし、症状が重い方はできるだけ病院に通うか、保健所などで相談する方が安心です。
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